2010年07月04日
今の日本は、梅雨(つゆ)の季節です。
夏の始まりに、毎日のように雨が降り続いています。
日本列島の特徴を一つ挙げろと言われれば、私は雨が多いことだと答えます。
春の雨は、春雨(はるさめ)。
夏の初めに、梅雨(つゆ)。
夏に降るのは、夕立(ゆうだち)。
秋の雨は、秋雨(あきさめ)。
冬には、雨の変わりに雪が降ります。北風の当たる日本の北半分には、毎年大雪(おおゆき)が降り積もります。
日本で梅雨の季節の花といえば、紫陽花(あじさい)です。
紫色の陰気な花が、私のいる京都でも今は花盛りです。
この花は、日本が原産です。
古代の歌集『万葉集』にも、出て参ります。
ですが、この花は昔の日本人に、あまり愛されていたようには見えません。
この花を歌った俳句や短歌も、数は多くありません。
湿気の多い日陰に咲く姿が、忌み嫌われたのでしょうか。
日本でもこうして梅雨の花として大いに愛されるようになったのは、20世紀以降のことです。
(あじあのとうふ代表 小田光男)
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